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オリンピックを前にした中国(ペーター・シュトゥルム)
多くの者は、夏季オリンピックの開催権を北京に授与したことによって、中国は人権をもっと
尊重するようになるだろうという希望を抱いたものだ。実際、数ヶ月前は何かが変化したかの
ように見えた。中国政府は、外国人ジャーナリストに対して、これから(少なくともオリンピ
ックが終わるまでは)中国国内を自由に移動したり、また自由に報道してもよいとの告示を出
したのだから。
しかしこの希望は、―他の数多くの事例同様に―欺かれた。
中国政府が陥っている錯綜した状況は、もちろん、自分自身が引き起こしたものだ。中国は、
例えば北朝鮮のように、もはや「古典的な」独裁国家ではないのだが、それ故に、中国政府が
統御できないような事件が繰り返し起きているのである。
ドイツの全国紙「フランクフルター・アルゲマイネ」から
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