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★小麦価格10%以上値上げへ、うどん・パンなどへ波及も
農林水産省は23日、輸入小麦の政府売り渡し価格を10月から大幅に値上げする方針を
明らかにした。
24日に発表する10月の価格見直しで、主要5銘柄の平均で10%以上の値上げとなる
見通しだ。小麦粉やうどん、食パンなどの値上がりに波及する可能性が出てきた。
日本は小麦の約9割を輸入に依存しており、政府がほぼ全量を商社を通じて買い入れ、
製粉メーカーなどに売り渡す。農水省は今年から、海外の小麦相場の値動きを反映する
ため、4月と10月に売り渡し価格を見直す方式をとっている。
このうち10月分について、価格を算定する期間中(昨年12月~今年7月)の海外相場が、
4月に比べて11~24%値上がりした。バイオ燃料用作物への転作や豪州の干ばつなどで
小麦の生産量が減ったためだ。
4月の価格見直しでは、主要5銘柄の平均で改訂前に比べ1・3%値上げした。大手製粉
メーカーなどは小麦粉などの値上げに踏み切ったが、食パンなど食品の価格への転嫁が
進まず、影響は軽微だった。今回は大幅な値上げとなるため、関係者の間では、食品への
転嫁が進むとの予想が増えている
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