07/08/20 06:50:25 0
米国の写真家スペンサー・チュニックの求めに応じて、何百人もの人々が収縮を続けるスイス
のアレッチ氷河の中で素っ裸になって、鳥肌の立つ凍えそうな寒さにも果敢に立ち向かって
ポーズを取った。撮影会は地球温暖化に警鐘を鳴らすグリーンピース・キャンペーンの一環だ。
アルプスで最も大きい氷河を見下ろしながら、チュニックは梯子に座りメガホンを使って、
ヨーロッパ各地から集った約600人ものボランティアたちを指揮して、露出した岩肌で彼らの
写真を撮った。
その後彼は、氷塊に囲まれた真っ只中で彼らの立った姿と横たわった姿を撮影した。カメラクルー
は、写真を撮るために氷河の中で異なる5つの地点を舞台に設定した。
氷河は気候変動に敏感で、工業化の時代が始まって以来ずっと減少してきているが、近年は
収縮のペースが加速している。
環境保護団体グリーンピースは、この目的が「溶け行く氷河の脆弱性と人間の体のシンボリック
な関係を確立する」ことであると言う。
アレッチ氷河はローヌバレー奥地のユングフラウ山の南側を下っている。アルペンの氷河は過去
150年間で長さで1/3、量的には半分を失っているが、グリーンピースによれば、アレッチ氷河は
単独で、ここ2年間で115m後退したと言う。
スイスにはおよそ1,800の氷河があるが、それらの殆どすべてが急速に縮まってる。（一部略）
（写真）
URLﾘﾝｸ(img.dailymail.co.uk)
URLﾘﾝｸ(img.dailymail.co.uk)
英デイリー・メール：（英語）
URLﾘﾝｸ(www.dailymail.co.uk)