07/08/19 12:34:50 0
・30代独女は一般的な条件面からいえば、結婚の対象として不利だが、逆に30代独女だからこそと、
選ばれたケースもある。
菊池さんはIT関連会社の役員をしている。気がつくと38歳の今日までまともな恋もしていない。
「今はみんな晩婚だから、仲間もけっこう独身が多いし、あえて嫁をもらう必要性を感じていなかったん
です。でも、さすがに35歳を過ぎたら、独りはキツいですね」
といっても具体的にお嫁さん候補がいるわけではない。そこで会社の内外、友人関係などあらゆる
関係者に結婚を宣言、候補の推薦をお願いした。取引先の人から紹介されたのが、管理栄養士や
調理師の資格を持つ則子さん(33歳)だった。「初めて彼女に会ったとき、言われたひと言がショック
でした。『痩せていらっしゃるのに、ウエストが太いですね。メタボリック症候群の気がありそうですね』と。
すごく頭にきましたよ。さすが若い子と違って、言うことに遠慮がないな、と」。
だが、則子さんは真剣だった。自分の結婚相手になるかもしれない、ということより、真剣に菊池さんの
体のことが心配だったのだ。「最初はなんて図々しい女だ、と思ったんですが、何回か話しているうちに
真面目で責任感が強いんだな、ということがわかったんです。人生に対する向き合い方が違うな、と(笑)」。
ほとんどの男性は、若い女性を好む傾向がある。菊池さんも最初は、則子さんを「老けてるなー」と
思ったという。自分の38歳という年齢とバランスをとるため、周囲が33歳の則子さんを紹介したのかと
思い、それが面白くなかった。かといって20代前半の女性が38歳のところに嫁にくるわけもなく、まあ
仕方がないかな、という気分で則子さんに会ったのだという。
「だけど実際に付き合い始めて、180度考えが変わりましたね。彼女の年齢は積み重ねたキャリアで
あると。若い子にはない、重みがあるということに気付き、彼女を尊敬するようになりました。33歳の
彼女はある程度完成されていて、今後の人生にさほどの不安はない。社会生活を長くやっているぶん、
家庭のこともしっかり任せられそうな気がしました」(>>2-10ににつづく)
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