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来年8月に開催される北京オリンピックの英国代表水泳チームが大会直前の合宿地に、大阪市港区の
大阪プールを選んだ。理由は北京周辺の大気汚染。環境問題のほか、食の安全性など中国への不信感は
欧州の代表選手を中心に広がり“北京回避”の傾向があるという。大阪市はかつて五輪誘致を狙った際に
候補になった施設があり、北京とは時差もわずか。直前合宿の条件にはピッタリという皮肉な理由もある。
英国代表水泳チームは、今月21日から千葉で開催される世界競泳に向け、10日から同市港区内の
大阪プールで合宿。実は今回の合宿は来年8月の北京五輪に向けたシミュレーションという位置づけもあるという。
「南アフリカやイタリアの代表も五輪の直前合宿地として大阪プールに関心があったと聞いている。
われわれが一番先に申し入れることができたのが幸運だった。設備は申し分がないし、ホテルにも近い」。
大阪プールで選手たちの練習を見守っていた英国代表コーチのフレッド・バヌーさんはこう話し、
満足そうな表情をみせた。
大阪プールは、五輪招致を北京に惨敗した「大阪五輪」の会場候補だっただけに、設備が充実しているのも魅力だ。
北京にこれまでに3回訪れたことがあるというチームドクターのイアン・ゴードンさんも「北京では
豪華な施設の建設が進んでいるが、選手の体調を考えると大気汚染は問題です。
その点、大阪は食べ物や飲み物もおいしく、親切な人も多い」と話す。
大気汚染が著しい北京での五輪開催について、これまでに選手側から懸念の声が相次いでいる。
国際オリンピック委員会(IOC)も、「大気汚染が極度にひどければ、一部競技の実施を再検討することもありえる」
と指摘するほどだ。
>>2以降に続く
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