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ロシアのプーチン大統領は、ソビエト崩壊後に停止していた長距離
爆撃機による24時間のパトロール飛行を15年ぶりに再開したと発表し、
アメリカによるヨーロッパのミサイル防衛計画をめぐり、米ロ関係が悪化
するなか、アメリカをけん制するねらいがあるものとみられます。
これは、プーチン大統領が、17日、ウラル地方で行われた上海協力
機構の合同軍事演習のあと記者団に対して明らかにしたものです。
それによりますと、ロシア軍は、ロシアの国土や経済水域、それに艦船
などの航路の上空で、ソビエト崩壊後停止していた、長距離爆撃機に
よる24時間体制のパトロール飛行を再開したことを明らかにしました。
国営のロシアテレビによりますと、パトロール飛行は、超音速爆撃機
ツポレフ160、ツポレフ95などが空中給油機からの給油を受けながら
行っているということです。プーチン大統領は、こうしたパトロール飛行
によって爆撃機のパイロットの技術も高めることができるとその意義を
強調したうえで、「ロシアは、15年前、一方的にパトロール飛行を停止
したが、ほかの国がこれに続いたわけでなく、ロシアの安全保障に問題
を生じさせていた」と述べて、飛行の再開は正当だと強調しました。
今回の決定には、アメリカによるヨーロッパへミサイル防衛システムの
配備計画に、ロシアが強く反発し、両国が厳しく対立する中で、アメリカ
をけん制するねらいもあるものとみられます。
ソース(NHKニュース) ※ソース元に動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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別ソース(AFP BB News) URLリンク(feeds.afpbb.com)