07/08/18 10:34:46 duLFYU/U0
”メタボ”は、流行とかじゃなくて、作られたものである。提唱しているNCEPという団体の研究者
は例外なく全員、薬剤会社とスポンサー関係にあった。
ヨーロッパの医学雑誌、とくに、British Medical Journalや代謝・内分泌系の雑誌ではその独立
性を疑問視する報告が相次いでいる。そして、現時点での製薬会社戦略上、この肥満・内臓
脂肪対策が主体であり、大きなマーケットであると踏んでいるようである。
さて、日本では、厚労省はこのメタボを利用して、医療費削減をねらっている。
そのねらいはよいのだが、果たして効果があるのか誰もわからない。
日本の腹囲の指標はCTより求められたものであるが、これは住民調査によるものでなく、
阪大に関係したたまたま受診した患者の腹部状態を調査した後顧的なものにすぎない。
この基準さえ疑問視される”メタボ”で、無理矢理運動を強要するシステム
何よりの危険性は、この検診による運動指導が医療の関与が希薄で、無症候性の心筋
虚血がある事例や不整脈などの事例などチェックされず行われることである。
事故が起きたときに、責任の所在は未だはっきりせず、指導した保健師、運動療
法士に民事・刑事上の責任が問われる可能性がある。
本事例は、市長から実質、職務上運動指導を強要された可能性もあり、労務上の
災害としても考えられる。