07/08/16 23:47:02 O
・「インターネット白書2007」。この白書は、財団法人インターネット協会が監修し、
インプレスが毎年発表している。
ネットで4月にアンケートをおこない、5728の有効回答を得た。
それによると、ネットの利用でテレビの視聴時間が減ったと答えた人は36.9%と、
メディアの中で減少率が最も大きかった。雑誌は29.1%、新聞は24.3%だった。
高速回線によるブロードバンドの普及率は50.9%で、調査開始以来、初めて5割を超えた。
白書の調査担当者は「テレビ離れは、ネットのブロードバンド化の普及と関連している」と
指摘する。ブロードバンドが普及する前の02年には、テレビの視聴が減ったと答えた人は
22.3%だったが、04年41.2%、05年38.9%、06年41.3%と、高くなる。ADSLが
普及し、光回線が出てきた時期と符合する。
ネットの1日の利用時間についてきくと、全体で最も多いのは、1時間~3時間未満で、
38.3%。20~40代の男性では、約半数が1日3時間以上ネットを利用している。
また、テレビとネットの利用時間を比べると、1~3時間未満は、ネット38.3%、テレビ
46.2%と、テレビが優勢だが、3~5時間未満では、ネット23.2%、テレビ18.6%と
逆転する。
ブロードバンドの普及で動画投稿サイトなどの利用者は増加の一途だ。
動画投稿サイトの認知度は72.8%に上り、利用している人は18.7%だった。若者を
中心に10代の男性が4割、女性の2割が利用。ただ、利用者の92%は閲覧のみで、
投稿者は8%にとどまっている。
この分野ではユーチューブの認知度が際だっており、利用者の93.3%を
占め、家庭からのアクセスが1135万人に達した。前年の調査に比べ約5.3倍だ。
調査担当者はユーチューブなどを使って映像を検索して見るというオンデンマンド化が
進んでいる。通信事業者による映像の配信や、SNSなどの動画コミュニティーが増えたり
すれば、テレビ離れはもっと進む可能性がある」と話している。(一部略)
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