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東京の台東区、荒川区に簡易宿泊所が軒を連ねる“山谷”と呼ばれる地区が
1年で最もにぎわう季節がやってきた。夏休みで旅行を楽しむ若者に加え、
東京ビッグサイト(江東区)で開かれる漫画同人誌の即売会「コミックマー
ケット」に参加する若者が国内だけでなく世界中から大挙して宿泊するためだ。
今年のコミケは17日から始まる。日雇い労働者の集まる街として知られる山谷
の風景が変わりつつある。
「毎年開催日が近づくと山谷の簡易宿泊所はアニメオタクらしき人たちの予約で、
1カ月ほど前から電話や電子メールが多くなりどこも満員になってしまう。また
外国人オタクは来日したついでに日本観光や秋葉原詣でをするようだ」
簡易宿泊所の組合である城北旅館組合の広報担当副組合長・帰山(きやま)哲男
さん(56)は山谷の夏をこう語る。
「宿泊客は会場で同人誌や手作りフィギュアなどの購入に軽く10万円以上使う
らしい。そのために少しでも滞在費を抑えようと山谷に集まってくる」
秋葉原が“オタクの聖地”ならば、山谷はさしずめ“オタクのベースキャンプ”
といったところか。
「4日に名古屋で開かれた世界コスプレサミットでは、外国人を含む約200人が
商店街をパレードした。山谷もこういったイベントができる街になればいい」
変わり始めた山谷で簡易宿泊所を営む帰山さんの願いだ。(抜粋)
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