07/08/18 11:01:31 ClO+2L+y0 BE:240725243-2BP(6334)
じゃあ靖国の遊就館について話そうか
ちょうど先の１５日に靖国に行ってきた
そこにある博物館が遊就館
名前の由来は中国の古典、『荀子』勧学篇にある一文の、
故君子居必択郷、遊必就士
（高潔な人物に就いて交わり学ぶ意）
から「遊」と「就」を選んだもの
国のために命を捧げた英霊の考えに触れ、日本について再び学んでもらいたいという気持ちが込められているそうだ
そして、この遊就館が靖国的歴史観の根幹を成し、同時に反靖国派にとっての思想的な悪の枢軸になっている
今回、安倍並びに各閣僚は１５日参拝を見送った
自民のとある人物は中国に配慮した賢明な判断と評した
アメリカにある国立アーリントン墓地を知っているだろうか
そこには無名戦士の墓というものがある
奴隷制存続を掲げた南軍として散っていった兵士も埋葬されている墓であるが、大統領は弔問する
現首相、並びにその側近達が、隣国の偏った思想や誤った歴史観を持つ人々を意識してしまった故に、祖国のために散華した者たちへの哀悼の意を表すことを等閑するとは如何なものか
また、自民は死に体に近い
それがゆえに臆病風に吹かれ参拝を見送ったようにも捉えることができるというのも強ち邪推ではないだろう
A級戦犯合祀に伴う天皇自身の不快感の表れを見受けることができると言えど、それ以外の祭神に対しては弔意を表すべきである
国を動かす立場にあるものたちは、正しい歴史認識のもと行動をとってもらいたい
今こそ彼らは先述の荀子の言葉を思い出し、歴史への理解を深め、行動を改めることこそ、今後の外交姿勢の樹立に良い作用をもたらすであろう