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(>>1のつづき)
同校の教諭は「私自身もOBで、学ランで甲子園に来た思い出があるので名残惜しいが、
大会期間中に終戦記念日もあり、繊細な問題なので断念した」。鈴木光一校長(57)は
「私自身が直接指示したわけではないが、熱中症の心配もあり取りやめた方がいいと以前から
思っていた。高野連からは、あくまでアドバイスをいただいたと思っている」。
一方、柴原高雄・三重県高野連理事長は「甲子園出場前に学校と協議の場を設けたのは事実。
ただ応援の仕方を説明する中で、『暑いのでやめた方がいい』と話しただけ」。高校野球大会本部は
「学校が個別に判断すべき事柄なのでコメントできないが、高野連から指示を出したことはない」と
している。
こうしたチグハグな対応について、同校の応援団やチアリーダーらは「学校側からは戦争を
イメージするたからダメだと言われただけ。学ランで汗をかくことで、グラウンドの選手と一体に
なれたのに…」。スタンドに来ていたOBの男性会社員(37)も「学生服として定着しているのに、
今さら戦争の話を持ち出すのはおかしい」と学校側の“過剰反応”に首をかしげる。
一方、学ラン姿の応援を続ける今夏の甲子園出場校の一つ、今治西(愛媛)の応援団顧問、
青木孝之さん(39)は「わが校は代々引き継いでいる制服なので違和感はなく、今後も変更する
つもりはない。宇治山田商は少し気にしすぎなのでは」と話していた。(以上)