07/08/17 12:03:40 t/KA+svw0
>>936
自民が経団連に尻尾を振って労働者の味方がいないのは
自業自得だ。
【断 中村文則】民主主義の国なのに
今回の参院選の投票率(選挙区)は58.64%。微妙である。
4割以上の有権者が、選挙に行ってない。
投票に行かなかった友人達に理由を聞くと、入れたい党がない、との答えが多かった。
気持ちはわかるが、現在の政治に満足かと聞くと、全員、満足でないと答える。
こういった、不満を持っているが意志を投票で示さない人が、大勢いるようである。
それならば、自分が一番嫌いな政党と対立する勢力のどこかに、投票するのも一つの方法だと思う。
つまり「消去法」である。一番「まし」と思う勢力に、投票する。
現在の政権が嫌いなら野党の中で一番「まし」などこかに入れて、現政権に反省を促す。
あるいは政権も気に食わないが野党はもっと気に食わないなら、政権に投票し、野党に反省を促せばいい。
投票率が上がれば、政治の変化が大きくなる。
政治に緊張感が増し、政治家達の姿勢が変わるはずである。
国民を意識しないと、高い投票率で一気に落とされるからだ。
国民が政治に舐(な)められることもなくなる。今回の自民党は、国民の恐ろしさを肌で感じただろう。
もちろん、有権者の成熟も必要である。安易にタレント候補に票が動いたり、政治家の「息」のかかったような論客の意見に惑わさ
れれば、妙な方向に大きく流れることになってしまう。
だから投票率は今で丁度いい、などと国民を馬鹿にしたような意見も聞くが、投票率が6割に届かないというのは、民主主義の国と
は言えない。
次回の衆議院選挙も、歴史的に重要な選挙になりそうである。
自分の住む国の行く末を占うものだから、若い人も、政治家に意志を示す厳しい有権者になって欲しい。(作家・中村文則)
URLリンク(www.sankei.co.jp)
大体、民主党だって労働者の味方というよりは労働貴族の味方だろ。