07/08/15 22:52:00 gHdc9Z9W0
戦後の我が国は、占領軍アメリカによる虚構の「日本悪玉論」に毒された東京裁判史観が流布され、
その後も、WGP(ウォー・ギルティ・プログラム)は占領中、米国により継続された。
その後の東西冷戦期にはソビエトコミンテルンによる思想戦が展開され、東西冷戦の軍事と思想の
最前線が、西では東西ドイツ・ベルリンの壁だったのに対して、東の最前線は軍事に於いては朝鮮
半島の38度線だったが、思想戦の最前線は日本国であり、日本悪玉論はソビエトコミンテルンに
よって継続使用された。
東西冷戦期の日本の左翼陣営は、8月9日を「長崎被爆の日」とだけ宣伝した。
原爆を投下した米国の悪魔の所業は許されるものではなく、誰もが原爆の悲劇と再発防止には共感
したのだが、同じ8月9日が、日ソ不可侵条約を無視したソ連侵略開始日だということを語ること
を意図的に避け「ソ連の核は美しい」とまで媚へつらい、同時に日本悪玉論をコミンテルン流布し
た。その後ソ連は、共産主義という机上の空論が機能しないことを70年間の実験で自ら証明して
崩壊しロシアとなったが、我が国左翼は、その知的怠惰さから、共産主義が幻影であることを認め
ることが出来ず、共産主義を独裁専制の道具とする中共支那などをソ連の代わりに担ぎあげた。
中国共産党は、自国支配の正統性がないため「対日戦争勝利」という虚構に基づく神話を創作し、
中国共産党正統化を宣伝している。そして、その際に持ち出されるのが占領軍アメリカにより創作
された「日本悪玉論」なのである。今日、圧倒的理不尽さを以って行われた8月9日のソ連の侵略
行為や、国際常識を無視した戦後のシベリア抑留などがサヨクにより隠蔽され、忘れ去られようと
している。正しいれ歴史認識とは、歪んだマルクス主義史観の色眼鏡を外し、実際にあった事実を
正確に認識することから始めなくてはならない。