07/08/13 18:24:12 6OOLMw7v0
「こころ」携帯小説版 vol.2
バイトが始まるまでまだ時間があるから、鎌倉にいてもいいし、帰ってもいいやって状態
だったアタシは、しばらくそのコの別荘にいることにした。そのコは金持ちの社長の家のコで、
お金をいっぱい持ってたけど、学校は定時制だし、年上だし、アタシとやってることはあんまり
変わらなかった。だからアタシはひとりぼっちだけど別にホテルとか探さなくてもよかったんだ。
そのコの別荘は鎌倉だけどマイナーなとこにあって、カラオケとかマックとかは超遠かった。
タクシーだと660円かかるし。だけど、他にも別荘がいっぱいあって、海もまあまあ近いし、
結構便利だった。