07/08/13 10:56:43 zC4n3fzR0
ヒロインは赤羽の高校に通う15歳。ケータイ小説に影響されて自分も円光しようかしまいか迷っている。
しているとの噂のあるクラスメイトとある日偶然放課後の教室で二人きりになってしまった時、思い切って
たずねてみる。「円光って、どんな感じ?」「…なに。きょーみあるわけ。」
あやうい季節がヒロインに到来。クラスメイトに教えられたとおり携帯の出会い系に少し嘘の混じったプロフを
うpって待つこと数分、早速メールが飛び込んだ。どうしよう。すごくどきどきするけどきっとこれが大人になるって
ことなのねと話をつけて待ち合わせの場所に約束の時間に間に合うようにE電に乗った(埼京線)。
「こらー!!!」「え!?」
頭上から声がした。あれ?あれあれ?
風景が、止まっている。周りをみわたすと、乗客もひとりも身動きしていない。どういうこと?え、なんなの。
「ぼくが時を止めたんだよ!きみには継承者の自覚があるのかい!?」
やだー…黄色いヒトデのぬいぐるみが喋ってる…。
「ヒトデじゃない!きみは魔女っこのサクセサーとして、日本の円光少女をもとどおりのやまとなでしこに戻す
使命を帯びているんだ!」
きっと疲れてるんだ…かえろ。
「こらー!!無視すんなー!!」