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元「日栄」社員2人 ポルノDVDで4000万
2007/08/11(土) 本紙朝刊 第1社会 A版 23頁
取り立て屋“転身”幼女食い物
幼い少女たちを“食い物”に-。児童ポルノDVDを販売したとして県警に逮捕された男二人の
マンションから、約一万七千枚に上る無修正DVDが押収された。二人は一九九〇年代後半に
「目玉を売れ」と脅迫まがいの債権取り立てで社会問題化した商工ローン「日栄」の元社員で、
「別会社で働いたがうまくいかず、児童ポルノに目を付けた」と供述。海外のサーバ複数を巧みに操り、
半年あまりで約四千万円の売り上げを得ていたという。
県警に児童ポルノ禁止法(提供)とわいせつ図画販売容疑で逮捕されたのは、東京都台東区東上野四丁目、
無職、原田桂吾(38)と同墨田区緑四丁目、無職、長沼篤也(34)の二容疑者。二人は昨年十二月ごろから
無修正DVD販売を始めアメリカなど海外にある複数のサーバを使ってサイトを立ち上げたり顧客から
注文を受けていた。二人はサイトが閉鎖されるたびに別サイトを立ち上げ受注を続けていたとみられる。
二人は、中小企業などに資金を高利で貸す商工ローン大手「日栄」の元社員。日栄は、債務者に対する
悪質な取り立てが問題となり、それがきっかけで、出資法上の上限金利が引き下げられた経緯がある。
二人は、日栄で債権回収を担当していたが、同社の手法が問題となった後は別の金融業者で働いていた。
しかし、“日栄流”債権回収は受け入れられなかったとみられ、二人は次第に児童ポルノの販売に手を
染めたという。
県警捜査員は今年一月下旬、パソコンで違法なサイトがないかチェックする「サイバー・パトロール」で
二人が運営するサイトを発見。その後、DVDソフトの「製造工場」となった東京都内の月貸しマンションも
突き止めた。今月三日の家宅捜索では、マンションの一室から二千五百種類、計約一万七千枚のDVDを押収。
被写体の子どもは「日本人を含むアジア系で十二-十四歳の少女」(捜査関係者)が大半で、中には性交為を
映したものもあった。
県警は、別の日栄元社員がかかわっていないか調べるとともに、二人が児童ポルノの撮影にも関与した
可能性があるとみて追及している。
茨城新聞ニュース
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