07/08/11 18:55:11 0
★遺伝子操作で「セックスしか考えないオス」化したメスマウスが誕生
動物の性行動を決定する性ホルモンは、実はそれほど重要ではなかったようだ。
ハーバード大学の研究チームが、メスのマウスの遺伝子を1つ欠損させただけで、
「セックスのことしか頭にないオス」のようになったという。
その行動の様子を動画で紹介。
Gender-bending mouse
URLリンク(fr.youtube.com)
ハーバード大学の研究チームがメスのマウスの遺伝子をたった1つ欠損させただけで、
これらのメスは「セックスのことしか頭にないオスのように振る舞う」ようになったと
『Nature』誌が報じている。
同誌オンライン版の記事「嗅覚がジェンダーを決める」から引用する。
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この遺伝子がないメスのマウスは、オスとまったく同じように振る舞った。
これにはマウンティング、腰のピストン運動、オスがメスを誘う時に使う超音波の鳴き声などが含まれる。
しかもこれらのマウスは、オスのマウスに対してすら、こうした振る舞いをみせた……。
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自然環境に比較的近い大型のケージの中で1ヵ月飼育してもなお、TRPC2遺伝子を欠損した
メスのマウスはオスを追い回し、マウンティングを試みていた。これらのメスの多くは
子を産んだが、子への授乳や、ケージ内の他のマウスから子を守るのは上手くなかった。
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このことから分かるのは、動物の性行動を決定する唯一のものと考えられてきた
性ホルモンが、実は根本的にはそれほど重要ではなかったということだ。(続く)
WIRED NEWS URLリンク(wiredvision.jp)
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