【香川】 「讃岐うどんブーム」でうどんのゆで汁の大量排水による“環境汚染”が問題化 新たな排水処理装置を開発 at NEWSPLUS
【香川】 「讃岐うどんブーム」でうどんのゆで汁の大量排水による“環境汚染”が問題化 新たな排水処理装置を開発 - 暇つぶし2ch1:かしわ餅φ ★
07/08/11 11:39:59 0
うどんのゆで汁 環境汚染対策、新たな排水処理装置を開発

 「讃岐うどんブーム」でうどんのゆで汁の大量排水による“環境汚染”が問題化する中、
高松市内の設備機器メーカーが、原料のでんぷんの分解能力が高い微生物を使った新たな
排水処理装置を開発。1号機が同市内に11日オープンするうどん店に設置された。
メーカー側は「浄化槽に比べ割安で、処理能力も高い」とアピール。開発を補助した県
は「今後もこうした技術を普及させたい」としている。

 開発したのは、CNT(高松市紙町)。うどんのゆで汁にはでんぷんが多く含まれ、
化学的酸素要求量(COD)は一般家庭の排水の約100倍の濃度があるといわれる。
既存の小規模店の多くは水質汚濁防止法など法令の適用を受けず、排水がそのまま用水路に
流れ込むのが実情。

 同社はこのゆで汁に着目。昨年から微生物の中でも分解能力が高い土壌菌群を用いた
処理装置の開発に乗り出した。完成した装置は約8トンの容量があり、微生物による分解などで
10日間かけてゆで汁を処理。「金魚が飼えるレベルまでは浄化できる」(同社)という。

 同社は「設置費は全体で約400万円で、従来の浄化槽の半額程度。さらに開発を進め、
既存の小規模店でも設置できる低価格化を実現したい」としている。

 1号機が設置されたのは、今年1月に休業後、同市香川町に再オープンする池上製麺所。
「るみばあちゃん」の愛称で親しまれている池上瑠美子さん(74)が経営する人気店で、
池上さんは「ゆで汁のことを気にせずにうどんに集中できる」と話した。

(2007/08/11 00:35)
香川|地方|Sankei WEB
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