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病院で工事ミス停電、41時間後に患者死亡…奈良・宇陀
奈良県宇陀(うだ)市の宇陀市立病院で5日、電気工事のミスで停電が起き、予備バッテリーも
作動しなかったため人工呼吸器が停止していたことがわかった。
数分後に手動で動かしたが、人工呼吸器を使用していた女性患者(73)が約41時間後の
7日未明に死亡した。
病院側は「人工呼吸器を手動で動かした後、脈拍などの数値が正常に戻った」として
死亡との因果関係はないと判断したが、市は調査に乗り出す。
病院側などの説明によると、5日午前、電気工事のミスで内科の患者約70人が入院している
病棟が停電した。医療機器がストップし、自家発電装置を作動させるまで5分間かかった。
人工呼吸器は停電時、通常は備え付けの予備バッテリーで作動するが、数台のうち、1台の
バッテリーが作動せず停止。異変に気づいた当直医らが、手動で動かした。その後、女性患者
の脈拍や血圧は正常値に戻ったが、7日午前3時30分に急性心臓死で死亡した。
市には9日まで報告していなかった。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)