07/08/08 07:52:54 0 BE:333261874-PLT(20556)
◇日テレが抗議受け謝罪へ 番組「障害に誤解与える」
日本テレビ系の情報エンターテインメント番組「ザ!世界仰天ニュース」で、
境界性人格障害と診断された豪州の女性が殺人を犯す放送内容が、同障害への
誤解を招きかねないものだったとして、これまでに少なくとも50件の抗議が
同社に寄せられていることがわかった。同社は8日放送の番組内で謝罪する。
同番組は同社と社外プロダクションが共同で制作。国内外の事件や
感動的な実話をVTRで再現し、ゲストのタレントらがコメントする。
問題の番組は「女の凶悪事件スペシャル」と銘打たれた特集の一つで、
1日夜に放送された。約35分間にわたって豪州で実際にあった殺人を
再現ドラマで紹介。境界性人格障害の女性が感情を制御できず、
恋人に繰り返し暴力を振るった末に刺殺するという内容だった。
ドラマの中で、突発的な暴力は同障害の典型的な症例と解説し、
円滑な対人関係を保てずに被害妄想をいつも抱えていることが
多いなどとした。
同社総合広報部によると、放送直後から患者やその家族から
電話や電子メールで「境界性人格障害の人は、みな殺人を
犯すと誤解されかねない」などと抗議が相次いだ。
同社は3日、同番組のホームページ(HP)で「紹介したケースは極めて
例外的なもの。この病気で苦しんでいらっしゃる方、関係者の方々に
迷惑をかけた」と謝罪。8日夜に放送する同番組の最後で、
出演者が謝罪をする。
ソース(朝日新聞)URLリンク(www.asahi.com)