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ケミカルライト:漏れた液体で子供負傷 夏場に事故集中
コンサート会場などで使われる「ケミカルライト」から漏れた液体が目に入るなどして子供らが
負傷する事故が05年4月以降、東京都内で12件起きていたことが東京消防庁の初調査で分かった。
夏祭り会場などでおもちゃのブレスレットとして販売されているため、夏場に事故が集中している
といい、同庁は「強く折り曲げないなど、使い方には十分気を付けて」と注意を呼びかけている。
ケミカルライトはシュウ酸化合物と過酸化水素が化学反応して発光する。ポリエチレン製の棒形や
リング形のライトを軽く折り曲げ、中の容器を破って液体を混ざ合わせると、長いもので約12時間
発光するという。
同庁によると、05年3件3人、06年8件10人、07年1件1人の負傷者が出ており、
14人中13人が10歳未満の子供だった。何度もライトを折り曲げるなどして破損したケースが
大半を占め、液体が目に入った(10人)、誤って飲み込んだ(4人)などの報告があった。
いずれも軽症で後遺症も出ていないという。
国内最大手メーカー「ルミカ」(福岡県古賀市)によると、液体が目に入ったり飲んだりすると
一時的に痛みが出ることがあるが、少量のため水で洗うなどすれば大きな健康被害が出ることは
まずないという。
毎日新聞【佐々木洋】 2007年8月7日 21時08分
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