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・安倍首相は27日にも、内閣改造・党役員人事を断行し、反転攻勢をかける構えだ。
特に、党3役の幹事長は国会運営や解散総選挙に向けた要となるポストだけに、注目される。
政治評論家3氏が「3役リスト」を完全予測した。
安倍首相の“後見人”を自任する森喜朗元首相が周囲に漏らしている通り、内閣支持率の
低下に歯止めがかからない首相にとって、今回の人事が政権浮揚の最後にして唯一の
好機となる。首相も「今回も(派閥推薦は受け付けない)方針で臨んでいきたい」と断言。
だが、首相に距離を置く山崎拓元副総裁らは「挙党一致態勢で難局打開を図る以外ない」と
語るなど、党内では派閥均衡型の人事を期待する声が強まっている。
首相の思惑通り「適材適所の人事」が断行できるか、「派閥均衡型」を余儀なくされるのか。
人事の大きな目玉となるのが、中川秀直幹事長の後任だ。
本命には、「麻生幹事長」の名前があがる。首相は昨年9月の政権発足時も「麻生幹事長」を
望んでいた。だが、森氏の“命令”を受け入れ、中川氏を幹事長に就任させた経緯がある。
麻生氏は外相就任後も首相のよき相談相手となり、参院選投開票日の先月29日も、極秘に
官邸へ招き、「続投を支えてほしい」と要請するなど信頼は厚い。
NHK政治部出身で故・園田直外相の秘書官を務めた政治ジャーナリスト、渡部亮次郎氏も
麻生氏を推す。「首相は麻生氏を最も頼りにしている。麻生氏は政調会長時代、政調会長代理に
引っ張った久間前防衛相と仲がよく、第2派閥に転落した津島派の半分を押さえられる」
これに対して、浅川博忠氏は「派閥順送り人事になるだろうが、老壮青のバランスを保ったほうが
いい」とし、参院で野党が過半数を占めた現実を踏まえ、幹事長には「党内を押さえつつ選挙が
戦え、野党とパイプのある人物を充てるしかない」と語る。
こうした情勢から、浅川氏は「二階氏が幹事長になる」とみる。
「実務型の二階氏か、人気の麻生氏かだが、今回は二階氏だろう。二階氏は小泉前首相の
郵政選挙でも、総務局長として選挙に携わった。今後は野党との折衝が増える。(>>2-10につづく)
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