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★「ニート」の若者たち、働くことが本当に嫌いなのですか。
・現在の主なニート支援策には、集団生活を通し生活訓練や就労体験で働くことへの自信や
意欲を身につける「若者自立塾」がある。「地域若者サポートステーション」も実施されている。
今回の調査は、これら支援策を利用している若者や支援を受けニートを脱した人、支援する
側から、幅広い聞き取りを実施した。その結果、約8割の人が職業体験を持っている
ことが分かった。多くの者が就労体験でのつまずきからニート状態になっている。
その原因に対面コミュニケーションの苦手意識が浮かんだ。約65%が「人と話すのが不得手」
としており、その他にも「面接に通る」(75・1%)や「職場で友達を作る」(64・6%)などの項目に
苦手意識があった。一方で「仕事をしていないと後ろめたい」(82・8%)や「社会や人から感謝
される仕事がしたい」(82・5%)などとも答えており、社会への参加意欲もあり、ニートである
ことが精神的な負担になっていることも分かった。
自立塾スタッフは「ニートは働くのが嫌な怠け者に見られがちだが、現実には仕事を
する中で、つまずいているケースがほとんど。逆に言えば『頑張ればなんとかなる』などの
根性論だけでは解決しない問題だ」と話す。こうした支援施設では、昼夜逆転など不規則な
生活習慣から規則正しい日常生活への転換をはじめ、話し方のトレーニングなど乗り越える
ことが可能な小さなステップや就労体験を積み重ねて支援している。
また、調査のまとめでは、支援施設は親や友人ではない新たな人間関係を構築する場にもなり、
スタッフや心理相談員に認めてもらおうという気持ちが脱ニートの動機付けになると評価、
社会的支援の重要性を指摘している。ただ、支援の社会的認知度が低いこともあり、認知度の
向上や学校と連携した早期支援の必要性を訴えている。(一部略)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
※グラフ:ニートの若者の苦手意識
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
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