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・仮病疑惑で自宅引きこもり状態が続く朝青龍(26)を「神経衰弱」と診断した本田昌毅医師
(37)が、包茎手術などの形成外科を専門として形成クリニックを経営していることが6日、
分かった。ただ、医師免許があれば、専門領域は限定されない。
本田医師を直撃すると、「私の中では(包茎治療も精神治療も)一緒。コンプレックスを治療
する意味においては、元を絶たねばならないので矛盾はしない。精神保健指定医にも認定
されている」と話した。
本田医師は99年まで東北大学医学部付属病院勤務で勤務の後、01年まで包茎手術を
専門とする大手美容外科クリニックに勤務。技術指導医を経て、03年に本田ヒルズタワー
クリニック院長に就任。現在、東京、沖縄で3院を経営する包茎界のカリスマ医師だ。
包茎治療の権威は朝青龍を診断した結果、「感情の起伏が激しく、発言も支離滅裂。
3日も食事ができず、3、4日もすればうつを発症するほど深刻で、いますぐモンゴルに
帰国させる必要がある」と発言。朝青龍本人も1時間に及ぶ治療の最中に、「つらい。
モンゴルに帰って治したい」と訴えていたことを明らかにしている。
本田医師の診断に疑問を唱えるのは、精神医学の権威、医学博士の小田晋氏(74)。
小田氏はまず、「彼は形成外科が専門であり、今回の診断には疑問が残ります」と指摘。
「精神科医として、神経衰弱はそもそも使う言葉ではない。客観的なデータもなく、患者の
言うことが絶対となる分野。専門はともかく、患者の“弁護士”としては、鬱病を発症して
自殺してしまうリスクを考え、要帰国治療と診断せざるをえなかったのだろう」と理解は示した
ものの、「私人ではなく、相手は確信犯の横綱。国民の理解は得られないでしょうな」と分析する。
本田医師の診断について、都内私立大学病院に勤務する現役医師(33)も「(あの診断は)
明らかに作っています。包茎手術はメンタル的なケアも重要ですから、そのあたりから精神
医学を実践していった可能性が高いですね。どこまでいっても『専門医』とはいえませんね」。
(抜粋)
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