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★「反戦遺志ついで」文化人ら追悼デモ 小田実さん告別式
東京都港区の青山葬儀所で四日午後行われた作家小田実さんの告別式では、
護憲・平和運動でともに活動した文化人ら約八百人が、弔辞や献花で小田さんをしのんだ。
式の後、参列者の有志が「反戦の遺志をついで」と書かれた横断幕を掲げ、
追悼のデモ行進をした。
評論家の加藤周一さんは弔辞で「小田さんは実に誠実で、ベ平連(ベトナムに平和を! 市民連合)や、
阪神・淡路大震災の被災者支援運動、九条の会などの驚くべき呼び掛け人でした。
社会における文学者の新しい型を確立した有言実行の人でした」と述べた。
葬儀委員長で哲学者の鶴見俊輔さんは「わずかの間でも、平和に向かって歩いていきたい」と、
追悼デモへの参加を呼び掛けた。鶴見さんたちは遺影とともに「憲法九条を世界に広めよう」などと
シュプレヒコールをあげた。
告別式には作家の大江健三郎さん、井上ひさしさんといった文学関係者や、
土井たか子社民党名誉党首らも参列した。
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