07/08/05 21:21:50 0
笑うしかないが、安倍首相は参院選の最後まで「自分は人気者」「大敗はない」
とカン違いしていたそうだ。
選挙戦終盤、自民党本部には全国の候補者陣営から、「小泉前首相か麻生外相か
小池防衛大臣を頼む」と応援要請が殺到した。困った本部が「3人はスケジュールが
いっぱい。安倍総理を送り込む」と答えると、「それなら結構です。総理はお忙しい
でしょうから」とヤンワリ拒否派が多かったそうだが、それでも党側は総理を送り込んで
きた。
ある陣営の幹部が言う。
「総理が応援に来ても、票は増えない。いや、減ったでしょう。だから、高知の田村候補
じゃないが、どこの陣営も嫌がっていた。それに総理が来るとなると、 2000人、3000人の
動員をかけないといけない。公明党さんにも協力してもらったが、動員の作業だけで
ヘトヘトですよ。でも、そんな現場の苦労は分からず、総理は聴衆の多さに気をよくして
いた。さらに路上に下りて握手をすると、聴衆は感激し、“頑張って”の声が飛ぶ。総理は
手ごたえ十分と喜んでいた。だけど、暴漢でも出たら大変だから、総理が握手して歩く
道路の最前列には、動員をかけた自民党支持者を配置させた。頑張っての声援が飛ぶ
のは当たり前。総理はそこが最後まで分からなかったようです」
“サクラ”といくら握手しても票は増えないのに……。
カン違いはそれだけじゃない。官邸での「票読み」も超楽観的だったという。
「世論調査のデータなどをもとに、各選挙区の情勢分析を続けましたが、周辺は総理
の耳に悪い情報は入れない。“この選挙区はかなり巻き返している。総理が行けば、
5000票は上積みできる”なんてオベンチャラが飛び交い、総理もその気になっていた
そうです。官邸の内部情報では、獲得議席はどんなに悪くても 40、あとひと押しで48は
取れるなんて分析がマジメ顔で話されていたという。それを信じて、総理は自分の不人気
も分からず、全国を駆け回った。最後までカン違いをして情勢を悪化させたのです」
(自民党関係者)
こんな人が総理続投で大丈夫なのか、ニッポンは。
ソース(Yahoo!・日刊ゲンダイ)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)