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2007年08月04日07時07分
東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、施設を運営していた「ユニマットビューティーアンドスパ」(港区)が、
「施設にガス検知器を設置する」との内容の文書を渋谷区に提出していたことがわかった。実際には検知器は
設置されていなかった。警視庁は同社がガスの危険性を十分に認識していなかった可能性があるとみて調べている。
文書は、区に許可を求めた「温泉利用許可申請書」で、同社が運営主体となるにあたって06年10月に提出した。
温泉水くみ上げや天然ガスの処理などのための設備を説明した図面で、「天井下設置型」のメタンガス検知器1台を
機械室内に配置するとの記載がある。
施設は、ユニマットグループの「ユニマット不動産」の運営で06年1月に開業した。運営会社は同年4月には
「ユニマットコスモ」に移り、さらに同年11月、ビューティー社の運営になった。渋谷区によると、不動産社と
コスモ社もそれぞれ、運営主体となる際に、同じ内容の図面を提出していたとみられるという。
不動産社は施設開業前の05年4月、周辺住民に「ガス検知器によるチェックを欠かさず行い、安全確認に
努める」と通知していた。しかし、検知器は設置されておらず、虚偽の内容を住民と行政に伝えていたことになる。
渋谷区への文書提出について、ユニマット側は「調査中で答えられない」としている。
ソース:
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