07/08/04 19:36:52 EUH/vrF20
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▼中・高校生の初交経験
都性研調査によれば、近年、中・高校生の性交経験率が調査年毎に増加傾向にあり、
とくに96年以降の高校生では、各学年とも女子が男子を上回り、02年調査では、
高3男子37・3%、女子45・6%となって大きな反響を呼んだ。
またこういった中で中・高校生の性交経験率の発表が、未経験の中・高校生に
「性交体験の遅れ」といった意識を抱かせるのではないかといった懸念も聞かれ、
性交経験の調査には慎重な配慮が求められた。
そこで従来実施してきた高校生の性交経験累積率に変えて、各学年毎に性交経験の有無を
問い、調査人員(無答数を除く)から「性交経験無し」の回答数を差引いた数を
「性交経験あり」とした。このため02年までの数値と比較することはできないが、
今回の調査結果は高1~高3の順に、
男子は12・3%(24・8%)―23・5%(33・2%)―35・7%(37・3%)、
女子は14・6%(25・5%)―26・4%(40・9%)―44・3%(45・6%)であった。
※( )は02年の調査結果〔図1〕
これを02年の調査結果と比較すると、高1~高2は顕著に減少しているが、高3は僅かな
減少である。その原因は調査方法によるのか、他の要因によるのか明らかではない。
なお02年同様、各学年とも女子の経験率が男子を上回っている。
中学生に対しては「性交(セックス)」の経験を問うたが、今回は学習指導要領に準じて
「性的接触(性交)」の経験を問い、各学年の初交経験の累積率を調査した。
その結果、中1~中3の順に、
男子は0・4%(5・2%)―1・4%(6・9%)―4・3%(12・3%)、
女子は0・9%(1・3%)―5・1%(4・2%)―9・8%(9・1%)と、
中3女子を除いて、各学年男女とも減少しており、中3女子のみ増加している。
また、高校生同様、いずれの学年も女子が男子を上回っている。