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★高校新聞社会的問題は是か非か 帯柏葉高生、審査員に反発 全国高校文化祭島根大会で抗議の「意見文」
・島根県松江市で開催され二日閉幕した全国高校総合文化祭の新聞部門会場で、
帯広柏葉高新聞局(今川雄介局長)の局員ら五人が、審査員の一人に抗議する
「意見文」を配る一幕があった。審査員が自ら発行する専門誌などで同校の紙面を
批判したことを受けた行動。背景に、高校新聞が社会的政治的問題をテーマに
するのか、校内の問題を取り上げるのかという見解の相違があるようだ。
同校は昨年まで八年連続で、全国高校新聞年間紙面審査賞の最優秀賞に選ばれて
いる。テーマとして社会問題に対する生徒の意識を扱うことが多く、必修科目未履修や
十勝農業を取り上げたこともある。昨年七月には「高校生と政治」を特集し、高橋はるみ
知事など政治家にも取材した。
しかし五人いる審査員の一人、元ジャーナリズム専門誌編集者で、民間の新聞教育
研究所を主宰する大内文一氏(74)=埼玉県=が昨年度、道内の別の高校新聞局への
講評で同校を「コンクール狙い」と記述。今大会直前に発行した「新聞と教育」でも特集で
同校を「生徒会の記事が極端に少ない」などと批判した。
これに対し、同校新聞局は前局長が「私たちが必死に行っている活動は無意味なのか」と
訴える抗議の意見文を書いた。会場で顧問の田口耕平教諭(47)と局員が大内氏に見解を
尋ねると「(同校について)書くのをやめる気はない」と答えたため七月三十一日、大会
参加者に意見文を配った。
大内氏は「生徒を傷つけたことはおわびするが、高校新聞は学校生活をよりよくするもの。
柏葉高新聞は反面教師として今後も取りあげる」と話している。
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
※画像:意見文を配布する帯広柏葉高新聞局員ら=7月31日、松江市内
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