07/08/03 07:51:33 0
>>1の続き
首相は「そういう話は幹事長から聞いていない」と不快感を示し、8月末の、内閣改造と党役員人事で
打開を図りたい構え。だが、各派閥は厳しい視線を向けている。
この日は有力派閥の会合も行われ、古賀派の古賀誠・元幹事長は「次の衆院選に向け、逆風に勝てる
態勢を作るべき」とエールを送ったが、党総裁選で安倍首相と戦い、閣僚ゼロとなった谷垣派の
谷垣禎一前財務相は「参院選分析の方が先だ。人事はその次の話」と、人事をちらつかせて批判を
押さえ込もうとする官邸サイドをけん制した。
山崎派の山崎拓・元党副総裁は「論功行賞は終わった。『お友達内閣』は1日も早く解消し、適材適所、
挙党態勢の人事を行うべき」とバッサリ。高村派の高村正彦元外相は「総理の再チャレンジが成功するか
どうかはこれ(内閣改造)にかかっている」と述べた。
主流・非主流派を問わず、各派閥とも当面は首相続投を容認するが、改造人事次第では「安倍おろし」を
本格化させることをちらつかせた。
参院選惨敗の「A級戦犯」と言われる赤城徳彦前農相を更迭したが、相変わらず顔色がさえない安倍首相。
今後の人事について「適材適所で、これから熟慮して断行していきたい」と強調した。
夏本番。暑さは増すが、首相の首筋に寒気が走る日は続きそうだ。
以上