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公明党は2日、次の内閣改造で冬柴国土交通相の留任を要請する方針を固めた。
公明党幹部は冬柴氏留任を求める理由について、
「在任期間がまだ短い。問題を起こす閣僚が多い中、冬柴氏は安定感があり、自民党にも続投に異論はないはずだ」としている。
同党がすでに、参院選後も太田代表を始めとする執行部体制の維持を決めたことも影響しているとみられる。
冬柴氏は昨年9月末の安倍内閣発足を受けて公明党幹事長を退任し、国交相として初入閣した。
1999年の公明党の連立政権参加以降、歴代首相は同党からの閣僚起用では党側の意向を尊重している。
ただ、今回は安倍首相が改造による「人心一新」を表明しているだけに、調整が難航する可能性もある。
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