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・渋谷区の歯科医宅で、短大生武藤亜澄さん(当時20)が殺害され遺体が切断された事件で
兄の元歯学予備校生勇貴被告(22)は7月31日、東京地裁の初公判で起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「『わたしには女優になってスターになる夢があるけど、勇君が歯医者に
なるのはパパとママのまねじゃないか』などと見下され、うっ積した憤りが一気に爆発し『黙らせる
には殺すしかない』と決意した」と動機を指摘した。
一方、「犯行時は心神喪失か心神耗弱の状態」と主張する弁護側は、遺体のでんぶの肉や
胸の肉がそぎ落とされ、陰毛がそられていたこと、体内から取り出された臓器が水で流し洗い
されていたことなどを指摘。勇貴被告は「過度の潔癖性でぬるぬるしたモノを触ることは
できない」とし「通常の被告には到底できないこと」とした。
既に精神鑑定も求めている弁護側は、被告が遺体解体後に「何のためらいもなく」肉厚の
カツサンドを食べていたことや、事件当日、遺体を置いた自室で「ぐっすり寝ていた」こと、
翌日からの予備校の合宿ではそれまで身の入らなかった勉強に集中できたことなども挙げ、
「被告人の行動は異常としかいいようがない」と主張した。
さらに「被害者の問題行動が犯行の誘因」とし、気が強かった亜澄さんが両親に対しても
「不条理な攻撃性を向け、父親は悪意に満ちた発言により泣かされたこともあった」とした。
亜澄さんが高校生時に家出し衝動的な異性遍歴などの「問題行動」を繰り返し、3年時から
援助交際を行い、ファッションヘルス店で風俗嬢として働いていたとも指摘した。
この日の初公判では勇貴被告の両親、兄が弁護側証人として出廷。父親は「きょうだい
げんかをしても自分からは絶対に手を出さず、手のかからない我慢強い子だった」などと
同被告をかばう一方、亜澄さんについては「攻撃的で感謝の念に欠けていた」。母親は
「亜澄はずっと機嫌が悪く、勇貴は受験プレッシャーがあった。時期が悪かった」と証言。
両親と祖父は歯科医で、兄も有名私大歯学部に進学した家庭で育った。(一部略)
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