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★「仲間内の人事ダメ」「岸氏のように」 首相OBが直言
・自民党が大敗した参院選を受け、安倍首相は31日、森元首相、中曽根元首相、
海部元首相を相次いで訪問し、今後の政権運営について助言を受けた。森氏や
中曽根氏は、8月末にも行われる内閣改造・党役員人事で、党内のバランスに
配慮するよう求めた。
森氏は人事について「自分の趣味の仲間内でやるというのは、考え直した方がよい」と
直言。「各グループそれぞれの指導者の力を借りて、老壮青一体で、いよいよ本気で
安倍はやるなという体制をつくった方がよい」と述べた。また、人事を行う時期について
「先延ばしするとボディーブローを受けっぱなしになる」と語り、政権への打撃を
最小限に食い止めるためにも前倒しすべきだとの考えを伝えた。
中曽根氏は人事については「老壮青から(人を)出す。個性のある面白い人間を抜擢
(ばってき)するのも一つの手だ」と助言。また、安倍首相の祖父、岸元首相が日米
安保条約の改定を行ったことに言及。「一番困難な時に政治家の本領が発揮される。
一番いい例が岸先生。(孫の)あなたにできないはずがない」と激励した。
海部氏は89年の参院選後、参院で与党が少数になった時に首相を引き受けた。
「いろいろつらいことがある」と振り返りつつも、野党とは「できるだけ虚心坦懐
(きょしんたんかい)に話し合って、解決していかないといけない」と述べた。
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