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・青森県八戸市新井田地区の住民有志でつくる新井田川堤防保護組合による河川敷の
草刈り活動に“黄信号”がともっている。早朝の活動に対して「うるさくて眠れない」との
苦情が入ったため。
同組合は、憩いの場を地域住民の手できれいに保とうと、一九九一年から活動を開始。
春先と盆前の年二回、長館橋から河口近くの八戸セメント付近まで、両岸合わせて約六キロで
草刈りを行っている。活動時間は午前五時ごろから約二時間で、二十日間ほどをかけて実施。
河川管理者の県から機械のメンテナンス代として年間数十万円の拠出を受けているが、有償
ボランティアの形態を取っている。
同組合によると、二十四日午前五時半ごろ、右岸で草刈り活動していたところ、八戸警察署の
署員が来て、「対岸の人から『夜勤明けなのにうるさくて眠れない』という苦情が入った」と話した
という。組合側は週末まで作業を見合わせることを決めた。
山村会長は「地域への奉仕と思って頑張っていただけに残念。組合員からは『文句をつけられて
までやりたくない。解散を検討すべきだ』との声まで上がっている」と困惑の様子。
河川敷でごみ拾い活動を続けている「新井田川をきれいにする会」会長は、「草刈りがなくなれば
ごみが隠れて見えなくなり、虫が大量発生するため活動できなくなる。釣りやマラソンの大会、
灯籠流しなど、川沿いで行うイベントすべてが中止になるかもしれない」と影響を懸念する。
対岸側には市営住宅の類家南団地がある。堤防の傾斜の関係からか、上層階の入居者からは
「比較的音が大きく聞こえる」との声が聞かれた。中には「苦情を言うほどのレベルではないが、
できれば開始時間をもう少し遅くしてほしい」と話す入居者もいた。
県三八地域県民局河川砂防管理課は「草刈り作業を業者に委託すると数百万円の予算が
必要になるため、実施できなくなる」とした上で、「事前広報に工夫の余地はあるが、草が伸び
放題になるともっと困るはずだ。音が聞こえる一時間ほどは我慢してほしい」と理解を
求めている。(一部略)
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