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・「土用の丑の日」を30日に控え、ウナギの売り上げが伸び悩んでいる。中国産のかば焼きから
抗菌剤が検出された騒動で、中国産を店頭から撤去する動きが広がっただけでなく、国産品
までが敬遠されているいう。
■毒ウナギ?
「中国産が毒ウナギや発がんウナギといわれ始めた。今年の丑の商戦は終わったも同然だ」。
日本鰻輸入組合の森山喬司理事長は肩を落とす。
同組合によると、ウナギの年間消費量約10万トンのうち、中国産は約6万トンを占めるが、7月の
販売量は例年の1-2割にとどまっている。
発端は先月、アメリカが輸入した中国産ウナギから発がん性物質との指摘もある使用禁止の抗菌剤が
検出されたこと。中国製品全般への不信感も影響し、日本でも中国産の販売量は半分まで激減した。
同組合は今月緊急会見し「日本向けの中国産は世界一安全」とアピールしたが、13日になって群馬の
スーパーから同じ抗菌剤が使われた中国産ウナギが見つかった。冷凍食品大手の加ト吉も同日、
基準を上回る大腸菌が検出されたウナギを中国企業から輸入していたと発表した。
■国産も影響
こうした影響を受け、百貨店では中国産ウナギの取り扱いを相次ぎ中止。高島屋大阪店は売り場に
「国産品」の看板を立てて安全をアピールしているが、国産ウナギも昨年に比べ売り上げが10%
近く落ちたという。
阪神百貨店も今月になって中国産の販売を中止したが、従業員は「不安感が国産にも広がり、
売れ行きは前年より若干へこんでいる」。1日で1万本以上を売り上げる丑の日に期待している。
心斎橋そごうは国産ウナギに絞った「土用丑の日フェア」を開催。ウナギの生産量では浜名湖を
上回るという愛知県一色町産の特大かば焼き(2415円)などで高級志向を打ち出した。
コンビニは安全管理をにらみながらも安さで勝負。サークルKサンクスは中国産ウナギを使用した
弁当(850円)を60万個準備した。「安くて値打ち感のある中国産をすべて国産に切り替えるのは
難しい」。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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