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★読売新聞の“戦争責任反省第2弾”中国で話題
【北京=矢板明夫】読売新聞の連載をまとめた「検証戦争責任」の中国語版がこのほど出版され、
中国国内の新聞、雑誌は「日本最大の新聞が戦争責任について初の全面的な反省」(全国紙・参考消息)などと
題して相次いで論評を発表し、話題を呼んでいる。中国で読売新聞は、日本の首相の靖国神社参拝について、
2年前に賛成の立場から反対に転じたことが注目された。同書の発売は同紙の「戦争反省第2弾」として
受け取られ、評価する意見が多い。
国営新華社通信傘下の週刊誌「瞭望東方週刊」は7月12日号で、「矛先を逆に向けた読売」との
タイトルで特集を組み、「保守と右翼立場の代表と見られてきた読売新聞」が戦争責任を検証したとして、
「右派の反省は左派の反省より力強く、影響力も大きい」「(日本の)子供にとっていい教育になる」などと、
識者のコメントを掲載する形で論評した。
また、同誌は「読売新聞の転向は、ある大物と深い関係がある。
それは1985年に同紙の主筆、91年から同社社長に就任した81才の渡辺恒雄氏だ」と強調した。
そのうえで、「これで(靖国参拝賛成の)産経新聞は全国紙の中で政治的に完全に孤立した」とも指摘した。
(中略)
「検証戦争責任」は2005年8月から、読売新聞の専門記者で構成される検証委員会が執筆し、
約1年間にわたり同紙で掲載された。「満州事件からなぜ日中戦争に突入したのか」
「米国による原爆は避けられなかったのか」など5つのテーマをめぐり戦争責任を検証した。
中国語版は約35万字。7月16日に発売された。
産經新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)