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・終盤に突入した07年参院選は、自民党が大逆風を受け、土俵際まで追い込まれている。
政治評論家の小林吉弥氏と、政治広報システム研究所の久保田正志代表&夕刊フジ
取材班が党派別の最終情勢を徹底分析した結果、「自民37議席、民主60議席」(小林氏)、
「自民36、民主60」(合同取材班)となった。民主党は、参院第1党に浮上する勢いで、
「自民惨敗」「民主躍進」の気配が濃厚だ。
「選挙戦終盤に入っても、自民党の劣勢は変わらない。宇野内閣が退陣した36議席に
限りなく近づくだろう」 小林氏は予測する。
参院総定数は242で、改選数は選挙区73、比例区48の計121議席。与党の非改選議席は
58のため、与党が過半数(122)を得るには64議席以上が必要となるが、絶望的だ。
第1党の自民党は歴史的大敗を余儀なくされそうだ。当初、党幹部は「勝敗ラインは51議席」
と語っていたが、小林氏は「選挙区25、比例区12の37議席」、取材班は「選挙区24、比例区
12の36議席」と、改選前の64議席から27、28議席も減らす大惨敗を予測する。36議席は、
宇野宗佑元首相が退陣を決意した議席数と同じだ。
最悪の場合、「32議席」(取材班)になる可能性もある。27日付の朝日新聞も、自民の
獲得議席数について「38」を基準値に最悪「31」、最高「45」と伝えた。
小林氏は「年金と消費税、閣僚の失言、政治とカネという逆風4点セットが痛い。1人区で優勢は
4選挙区だけ。複数人区の東京や埼玉、大阪などで1議席も取れない可能性がある。官邸と党、
参院にすきま風が吹いている」と分析する。
久保田氏は「自民党は市町村合併で、実質的な運動員となる地方議員が大幅に減ったのが痛い。
自民党支持者の6割程度しかまとめられない候補もいる」とみる。(>>2-10につづく)
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