07/07/27 23:34:55 0
知人の子供の誕生日パーティーでのこと。私は大して親しくもない女性
と話をしていた。じたばた動く幼い息子を片方の手で抱えながら、彼女は
いきなり、私のシャツの下にもう一方の手を滑り込ませた。
そして冷たい手で私の腹部に触れ、親切そうな口調でこう言った。
「どうしてまだ妊娠しないのかしらねえ」。
私は子供が大好きだし、いつかは子供を産むつもりだ。夫との関係は
良好で、どちらも健康に恵まれている。いつか母になるということは、
これまで常に頭にあった。
ではなぜ、子供をつくらないのか?それは周囲がまるで見えていない、
この世の母親のせいだ。子供のいない女と見ると、必死に仲間に引きずり
込もうとするけれど、こっちはその気がうせてしまう。
まず第一に、いつ子供をつくるのかと聞くのはやめてもらいたい。
私が妊娠していないのは、妊娠を試みていないからだ。だが、あらゆる手を
尽くしても子供が授かっていない人だったら、この手の質問がどんなに
つらいことか。冗談じゃない。大きなお世話だ。
第二に、母親になったからといって、自分の生活や夢を捨てないでもらいたい。
そんな母親は、決してまねしたくない「悪いお手本」だ。
それから、ちゃんと子供をしつけてもらいたい。世の中にはルールという
ものがあり、子供たちはそれを学ばなければならない。きちんとしつけることは、
子供の個性や自由を侵害することにはならない。
最後に、子供を巻き込んで自己中心的に振る舞うのはやめてもらいたい。
わが子と違って他人の子供はそれほどかわいいものじゃない。
親になることを選んだのは彼ら自身で、それは素晴らしい決断だ。
でも私には私のペースで決断させてもらいたい。そして他人のお腹に
触るのもやめてほしい。
(※抜粋です。全文は、Newsweek 8/1号でご確認下さい)
ソース(Newsweek 8/1号 104ページ、キャリー・フリードマン氏)