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日本政府が米議会に送った“脅しの手紙”が米国で大ヒンシュクを買っている。「日
本政府は米国を知らなすぎる。これで日米関係の悪化は必至だ」と散々なのだ。
問題の手紙は、加藤良三駐米大使が米下院のペロシ議長ら指導部5人にあてたもの。
「従軍慰安婦問題で日本に謝罪を求める決議案が採択されれば、日本は米国のイラク政
策支持を見直す」とし、イラク再建の経済支援打ち切りをにおわす警告文になっている
。
米ワシントン・ポスト紙によると、「日本政府はブッシュ政権に下院へ圧力をかける
よう働きかけてきた。それに失敗し、今回の警告となった」という。このやり口が、「
米政界の力学を無視している」と笑われているのだ。
ブッシュ大統領はイラク戦争の責任を問われて議会で完全に孤立、影響力を失ってい
る。ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、ロバート・ノバク氏は「(ウォーターゲー
ト事件で失脚した)ニクソン大統領よりも孤立している」と言っている。そんなブッシ
ュに何を頼んでも、下院が動くわけがない。
米専門家は「日本政府のやり方は非常に敵意に満ちている。米政府はバカバカしくて
反応しないだろう。日本のえげつないやり方を見て、安倍政権の評価はガタ落ちだ」と
呆れている。
■ソース(Yahoo!・日刊ゲンダイ)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)