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★勢い乗る民主、横峯氏OK!逆風自民、丸弁はKO?比例区分析
改選数48の比例区の情勢は、民主党が大きく支持を伸ばして過去最高の20台前半をうかがい、
比例第一党となるのは確実な情勢だ。一方で自民党は過去最低だった平成10年の14議席も
下回る可能性が出ている。目玉候補と目された丸山和也氏や義家弘介氏も、キビし~い逆風に
さらされ無党派層の取り込みに大苦戦している模様だ。
【思わぬ苦戦】
テレビ出演で知名度は抜群の「丸弁」こと丸山氏だが、予想外に伸び悩んでいる。
終盤戦に入り「逆風で大変だ」と弱音を漏らすことも。
「『丸山弁護士』って書かないでよ。無効票になるから」と必死に個人名投票を呼び掛けている。
「ヤンキー先生」こと義家氏も同様だ。年金記録不備問題や閣僚の不祥事、問題発言などで、
自民党への無党派層の支持が広がらない。自民が擁立した35人の中で当選ラインの
12~13番以内に食い込めるかどうか、微妙な情勢だ。
現職では舛添要一氏、橋本聖子氏が知名度で上位に。ただ舛添氏は13年参院選で約160万票を
獲得したが、そこまでの勢いはみられない。新人の中山恭子氏は拉致問題の解決を前面に掲げて
支持を広げている。「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏は防衛関係の組織票で有力視されている。
【パパは安定】
16年参院選では19議席で比例第一党になった民主党。今回はそれ以上に議席を伸ばしそう。
その勢いで「さくらパパ」こと横峯良郎氏は東京、大阪の大都市部や地元鹿児島で強さをみせ当選圏内へ。
「トゥナイト」リポーター出身で衆院議員を1期務めた青木愛氏も地元千葉などで集票し勢いがある。
労働組合など特定の組織から支援を受ける「組織型」候補は堅実。
レズビアンを公表した元大阪府議の尾辻かな子氏、元プロ野球選手の長崎慶一氏は特定の支援組織がなく、
無党派狙いの追い込みに懸ける。
【埋没気味?】
自民vs民主の「天下分け目の戦い」のはざまで、他党はやや影が薄いか。
公明党は改選8議席、共産党は改選4議席に手が届くかどうかギリギリ。
社民党は改選3議席確保は難しい情勢だ。(以下略)
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