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北朝鮮生まれ脱北者にDNA鑑定で日本国籍…母親と帰国
北朝鮮に渡った日本人女性と現地の朝鮮人男性との間に生まれ、2005年に北朝鮮を脱出した
女性について、東京法務局が今年2月、帰化を認め、日本国籍を付与していたことが分かった。
一緒に脱出してきた母親との親子関係が、DNA鑑定などで確認されたためだ。法務省はこれまで、
いわゆる「日本人妻」などもともと日本人だった脱北者に限って、日本国籍の再取得を認めてきた
経緯があり、脱北者支援団体によると、北朝鮮で生まれ育った脱北者の帰化が認められたのは
極めて異例という。
現在、日本に定住する脱北者は約130人。このうち3割前後と見られる日本人の子や孫は、
「無国籍」や「朝鮮籍」として外国人登録されることが多く、特に無国籍だと就業の際に差別を受け、
定住の障害になっていると指摘されていた。今回のケースは、こうした子孫たちの日本国籍取得に
道を開く可能性がある。
帰化が認められたのは、東京都内に住む、脱北者の春田周香(ちか)さん(55)の長女、
那留美さん(32)。
周香さんは日本生まれで、1960年12月、9歳の時に日本国籍を持ったまま、日本人の母、在日
韓国人だった父とともに帰還事業で北朝鮮へ渡った。周香さんはその後、現地で朝鮮人の夫と
結婚、75年に長女の那留美さんが生まれた。しかし、食糧難や、日本人妻である周香さんの母親が
死亡したことを受け、05年3月、周香さんと那留美さんの2人で脱北。中国の長春で身を隠した後、
瀋陽の日本総領事館に逃げ込み、同年12月に日本に帰国した。
(>>2以降に続きます)
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)