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東京・新宿の中学校長が給食費未納 3年以上19万円
東京都新宿区立中学の校長が2代にわたり、平成16年4月から今月までの3年以上、給食費を
払わずに食べていたことが、同区教育委員会の調査で分かった。未納額は計19万円。
校長は未納を認め、「払わなくていいと認識していた」と説明したというが、同校は4月に
区教委に「未納なし」と答えていた。保護者の給食費未納が社会問題化する中、教育関係者からは
「校長が未納では保護者に払うよう説得できない」と批判が出ている。
校長は全額を支払う意向。区教委は区内の全小中約40校の調査を実施し、
教職員の給食費未納がほかにないか調べる。
区教委によると、この中学では校長を含む教職員が生徒と同じメニューの給食を食べ、
給食費として月額約6000円を口座から引き落としている。だが、校長は2代にわたり、
計3年4カ月分の給食費を払っていなかった。校長の未納分は、生徒や教職員から集めた
給食費で事実上負担していた。
通常、校長は生徒が食べる前に給食を試食する「検食」を行うが、この校長2人は事務担当者の
助言を受け、「検食費は支払わなくて良い」と間違って認識していた-と区教委は説明している。
校長は区教委に「認識不足だった」と話しているという。区教委は「校長は検食でも給食費を
支払う」と指導している。
区教委は4月、教職員の給食費未納がないか各学校にアンケート調査にしたが、この中学は
「未納なし」と回答。支払い方法を「口座振り込み」としていた。同校の担当者が回答したが、
同校が作成していた「給食費未納者リスト」に教職員は入っていなかったため、校長が未納とは
思わなかったという。当の校長が回答をチェックしたが、「(校長は払う必要がないと)思い込んで
いたうえ、十分にみていなかった」と、区教委に説明しているという。
(以下>>2以降につずく)
産経新聞社 Sankei WEB (2007/07/26 20:29)
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