07/07/28 11:43:46 2v/JI2ur0
毎日の書く、えとうさんの真実
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● 政治家のイメージ 〔毎日新聞・社会部記者・野沢 和弘〕
『真夜中まで30~40代の福祉職員と口角泡を飛ばして議論する政治家を何度も見た。
職員達は必死だ。なにせ、昨春から障害者自立支援法が施行され、公的な補助金が4割も減ったという事業所があるのだ。
彼らは各地でフォーラムを開催し、官僚や研究者や政治家を招いては情報を集め、勉強し、懸命に厚生労働省に改善を求める。
その激しい渦の中で一番数多く見かけたのは、えとうせいいち氏だ。
郵政民営化法案に反対して落選し、復党問題では何かと批判的に論じられることの多い政治家である。
障害者福祉はえとう氏のライフワークといい、知的障害者ばかりの小さな集まりで、障害者に囲まれておにぎりを食べている姿を見たことがある。
当時は副厚労相として多忙だったはずだが、票にもカネにも結びつきそうもない人たちと長い時間過ごしていた。
だから選挙に弱いのかもしれないと思ったが、もっさりとした感じが妙に合っていた。
政治家に限らず、人はさまざまな素顔を持っている。何をどうアピールするのか、どう報道されるのかでイメージは変わる。
毎日新聞の記事データベースで「えとうせいいち」を検索してみると、「郵政民営化」のキーワードでは79件の記事が出て来た。
「復党」では72件、「造反」では65件で、この数ヶ月に集中している。これに対して、ライフワークの「障害者福祉では、4件、「障害者」でも8件。何年も前の小さな記事ばかりだ。
政治家としてアピール力に足りないものがあるのか、報道する側に問題があるのか。』