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★<参院選>北陸3県が注目区に浮上 与党逆風で激戦区に
参院選の1人区のうち富山、石川、福井の北陸3県が注目区に浮上してきた。
元々は自民党の牙城だが、与党への逆風で、四国、九州と並ぶ激戦区となったためだ。
安倍晋三首相(自民党総裁)は25日、3県を縦走して巻き返しに全力を挙げた。
一方、民主党の小沢一郎代表は「自民党との決別」を宣言した富山県が地元の国民新党、
綿貫民輔代表と連携し、「北陸決戦」を制する構えだ。
安倍首相が石川県内2カ所で行った遊説には、地元出身の森喜朗元首相が同行。
首相の前にマイクを握り、「もし石川を落とし、そのことで(与党が)過半数を
割ることになれば、責任は全部私にある」と危機感をあらわに訴えた。
小沢氏が24日、同県内で「ここで当選すれば、ほぼ過半数獲得に近づく」と
強気の見通しを示したため、対抗意識をむき出しにした。
92年以降5回の参院選で、北陸3県で自民候補が落選したのは98年の石川の1人だけ。
北陸で敗れると森氏の政治力にも影響しかねない。森氏は最終盤の27、28両日も
北陸に陣取り、引き締めに全力を挙げる。
小沢氏は24、25両日で3県を回り、いずれも市街地から遠い農村部で遊説した。
「自民党の牙城だった地域こそ今の自民党政治に強い憤りを持っている」と見定め、
保守票を切り崩す作戦だ。25日、富山市の街頭演説では「改革という美名の下、
農林水産業や地場の商工業は落ちこぼれてもしょうがないという政治がされている」と訴え、
富山県が地盤の綿貫国民新党代表との共闘もアピールした。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)