07/07/25 12:59:29 0
・デジタル放送のテレビ番組はもう少し録画・複製がしやすくても、良くないか。
現在は、録画装置の本体に記録した後は、1回しかDVDにコピーできない。本体の
元データはコピー後に消える。
好きな番組を1枚にまとめて旅先で見ようとしても、すでにDVDに移してあればできない。
「コピーワンス」と呼ばれるこの制約について、総務省の委員会が緩和策をまとめた。
DVDへのコピーを9回まで許容する。本体への録画を含め、コピーは計10回可能に
なる。DVDからの孫コピーは、今と同様、できない。
視聴者には、朗報だ。
制約には理由があった。デジタル的にコピーすると画質は劣化しない。海賊版が次々に
作られては著作者やテレビ局はたまらない。
だが、副作用も深刻だ。DVD付き録画装置の市場は盛り上がらない。
緩和策を話し合った総務省の委員会では、アナログ波停止に反対、という意見まで出た。
デジタル放送には高画質、高音質、文字情報の付加といった利点もある。今回の緩和策と
合わせて、理解を広める取り組みを強化せねばならない。
ただ、コピーの緩和が、著作者や番組制作者たちの権利を侵害する事態を招くのは
好ましくない。きちんと対価が支払われる制度の整備が欠かせない。
録音・録画装置やDVDなどの記憶媒体は現在、コピーを認める代わりに「私的録音録画
補償金」が上乗せされ、販売されている。この補償金が、メーカー経由で著作権者たちに
渡っている。
著作権法を所管する文化庁は、デジタル放送についても、この制度を整備してコピー緩和を
後押しすべきだ。欧米諸国は、コピーに強いデジタル技術の特徴を積極活用している。フランスは
コピーの自由を広げる一方、高額の私的録音録画補償金を課している。著作物の流通を加速
させて、収益性を上げ、創作現場の意欲を高める狙いだ。(一部略)
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