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★米 F22輸出慎重論強まる
・アメリカ軍の最新鋭戦闘機F22の日本輸出を認めるかどうかをめぐって、今月上旬、
ブッシュ政権で東アジア政策を担当する高官らの会議が開かれ、日本がF22を導入
すれば中国などの反発を招き、地域の不安定要因になるとする慎重意見が出されて
いたことが明らかになりました。
アメリカ政府は、F22について、高度な軍事技術が流出することを防ぐ目的で輸出を
禁止していますが、アメリカ議会下院は、輸出を認めるかどうかを含めた国防歳出法案の
審議に入っており、F22を次期主力戦闘機の有力候補と位置づける日本政府は審議の
行方に注目しています。アメリカ政府当局者など日米の複数の関係筋によりますと、議会の
審議に先立って今月上旬、ブッシュ政権で東アジア政策を担当してきた国防総省の
ローレス前副次官や国務省のヒル次官補らが集まって、F22の日本輸出を認めるか
どうか協議を行っていたことが明らかになりました。
協議では、ローレス氏が、日米同盟を強化する立場から輸出に肯定的な立場を示したものの、
ヒル氏などは、日本がF22を導入すれば中国や韓国の反発を招き、地域の不安定要因に
なるとして、慎重な意見を述べたということです。また、海上自衛隊のイージス艦の機密が
漏えいした事件を引き合いに、日本の情報管理のあり方への懸念から輸出に慎重な意見も
出されたということで、F22の輸出解禁をめぐる議会での審議の行方に影響を及ぼすことも
予想されます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)