07/07/24 12:35:48 0
札幌で販売された中国製の土鍋から鉛やカドミウムが漏れた問題です。
発覚から半年以上もたっていますが、中国側が「問題ない」と主張して、対策が進んでいないことが
わかりました。
今年1月、札幌の男性が使った中国製の土鍋から鉛やカドミウムが検出されました。
上ぶたのモミジの絵のうわぐすりが熱で溶け出したと見られています。
北海道消費者センターが鍋を加熱して、調べたところ、鍋の縁に鉛とカドミウムがこびりつきました。
このため、土鍋の輸入元の「ホリシン」と販売した「ニトリ」は回収を進めています。
この問題で、先週、中国政府が行ったのは謝罪ではなく、日本のメディアへの批判でした。
たしかに、鍋に水に浸すだけの食品衛生法上の検査では鉛などは、基準値以下でした。
もちろん、HBCを含め、日本のメディアもこれを報道しています。
ただ、消費者センターが行ったような鍋を加熱する実験は、事前に行われていませんでした。
輸入元のホリシンと販売したニトリは、原因究明のため中国に調査員を派遣しましたが、
中国のメーカーは「基準値以内で問題はない」と繰り返すだけで、いまだに明確な回答を
していないということです。
土鍋の調査をした北海道消費生活センターは、「今後も同様の商品が出てくる可能性がある。
鉛を使うこと自体を禁止するなど新たな措置が必要だ」と指摘しています。
Hana*テレビで放送 2007年7月23日(月)19:00更新
HBC NEWSi
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