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★社保庁監視委スタート「進駐軍のよう」と厚労、社保庁職員
社会保険庁の業務を監視する総務省の「年金業務・社会保険庁監視等委員会」が23日午前、
厚生労働省と社保庁が入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館の7階に新事務室を開き、
業務を開始した。
総務省職員十数人が常駐する。事務室をあえて厚労省内に置くのは、「国民をはじめ、政府内
でも多くの人が社保庁の姿勢を疑問視している」(菅総務相)ためだ。省庁が別の省庁の庁舎内
に乗り込んで業務を監視するのは「おそらく初めて」(総務省幹部)で、厚労省、社保庁内には
「進駐軍のよう。屈辱的だ」とのため息も漏れる。
23日は午前9時過ぎから職員が出勤。田部秀樹室長(総務省官房審議官)は「年金記録漏れ
問題などを一刻も早く解決するため、委員会を最大限サポートしたい」と話した。一方、厚労省
幹部は「社保庁のこれまでの所業を考えれば仕方ないのだろうが、寂しい話だ」と肩を落とした。
監視委の委員には、旧国鉄の分割民営化で主導的役割を果たした葛西敬之・JR東海会長、
年金問題で厚労省と社保庁を厳しく批判してきたジャーナリストの岩瀬達哉氏ら6人が就く。
25日に初会合を開く予定。〈1〉該当者不明の約5000万件の年金納付記録の照合作業
〈2〉年金加入履歴を国民に知らせる「ねんきん特別便」の実施―などについて、進ちょく状況を
監視する。
(2007年7月23日12時22分 読売新聞)
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