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ついに政権ナンバー2にも事務所費疑惑が炸裂だ。塩崎恭久官房長官(56)の政治
団体の怪しげな会計処理が浮上した。相次ぐ閣僚の事務所費疑惑にどこ吹く風だった官
邸のスポークスマン。政権の中枢に座る人物を襲った疑惑は、逆風吹き荒れる安倍自民
党の致命傷となりそうだ。
追及の口火を切ったのは「しんぶん赤旗」(日曜版=22日号)の報道だ。問題の政
治団体は「塩崎恭久後援会」と、塩崎本人が支部長を務める「自民党愛媛県第1選挙区
支部」。いずれも、塩崎の地元・松山市の中心地にある6階建てビルのワンフロアを所
在地としている。
両団体の事務所費は00年からの6年間で、総額1億3470万円にも及ぶ。奇怪な
のは、家賃以外の不透明な計上だ。
ビルの所有者は東京・港区の「今日社」。代表は塩崎の母、役員に父、妻が名を連ね
るファミリー企業で、塩崎本人も過去に代表を務めた。今日社の担当者は、赤旗の取材
に「家賃は両団体から月10万円ずつ。年間240万円もらっています」と答えている
。6年間の家賃総額は、1440万円。残る1億円以上ものカネはどこに消えたのか。
05年分の「政党交付金使途等報告書」によると、愛媛第1支部は電話代、リース料
、自動車保険料など事務所費に含まれる経費を約530万円しか支出していない。単純
に6倍しても、9000万円近くが使途不明になる計算だ。
ほかにも、後援会の事務所費が年によって最大3.5倍もの開きがあったり、光熱水
費がたった450円の年があるなど不可解なことばかり。
(中略)
潤氏は昨年「息子の働きぶりが見たい」と官邸に押しかけ、笑いものとなった。い
くら親バカでも、親族会社の架空事務所に多額の事務所費を計上して辞めた、佐田前行
革相と同じ過ちは踏まないだろう。塩崎は今後どのツラ下げて、会見場に現れるのか。
▽塩崎事務所の話「松山市の事務所費は、適正に支出したものを計上しております。資
金団体の事務所は連絡事務を主としており、経済的負担もその範囲で合理的に対処して
おります」
【2007年7月20日掲載記事】
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)