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★【参院選07】市場は自民大敗か辛勝を期待-惜敗ならトリプル安も
7月20日(ブルームバーグ):「自民・公明の連立与党が過半数を大幅に割り込む
大敗を喫するもやむなし。中途半端に負けて、構造改革路線に批判的な国民新党などが
キャスティングボードを握るのが最悪のシナリオ」―。株式・債券・為替市場の関係者は、
29日に投開票する第21回参院選の結果について、このような期待と不安を抱えているようだ。
市場では、8月実施との予想が一般的な日本銀行の追加利上げに対する参院選の影響は
限定的との見方が多い半面、安倍晋三首相の退陣などで政治的混乱が生じた場合には
9月以降に遅れるとの読みもあった。内閣支持率が低下するなかでの消費税率引き上げ
論議は難しいとの意見も目立った。ブルームバーグ・ニュースが19日までに、
3市場の関係者18人に聞いた。
与党が参院選後も過半数を維持するには、今回64議席の獲得が必要だ。
公明党が目標とする13議席を確保した場合、自民党は51議席取らなくてはならない。
ところが、市場では自民党の獲得議席について「45-50議席がコンセンサス。
44を割ると安倍首相の退陣もあり得る」(東海東京調査センターの中井裕幸・取締役)など、
40台半ばとの読みが有力だ。
バンク・オブ・アメリカの日本チーフエコノミスト兼ストラテジスト、藤井知子氏や
三井住友銀行市場営業推進部の宇野大介ストラテジストらは、自民党が 40議席以下に
とどまるケースを与党の「大敗」と位置づけている。 (続く)
Bloomberg URLリンク(www.bloomberg.com)
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